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今日は名言言っちゃいますw

2016/07/05 ブログ

本日は、聖隷クリストファー大学の公開セミナーに参加しました。

講師は元お笑い芸人という、面白い経歴をお持ちの古川和稔教授。

介護福祉のプロフェッショナル育成と、自立支援介護の啓発に情熱を注ぐ熱血先生とのことです。

 

『みんなを元気にする自立支援介護』

自立支援と、よい老人ホームの選び方の2点をテーマにお話いただきました。

 

自立支援

 

介護問題が騒がれている2025年。

日本はさらなる少子高齢社会を迎えます。

少子高齢とは、子どもが減ってお年寄りが増えるということ。

人口は減少するのに、65歳以上人口は増え続けるということです。

 

古川先生のお話では、それに対しては想定内だといいます。

 

では、何が問題なのか。

それは、要介護者が増えるということです。

 

要介護と認定されると、現状維持や改善のために介護保険サービスを利用します(しない方もいますが)

介護保険の財源は、1割が自己負担。

残りの9割が国の負担となります。

被保険者の8割の方は、使うことのないといわれる介護保険。

元気なお年寄りから介護保険への不満が出るのは、当然の声だと考えられます。

 

そこで、これからの時代が求められること。

ここで、自立支援介護が出てくるのです!!

 

ただ、自立支援とは言うものの・・・

・「出来ること」は本人に。

・「出来ないこと」だけを手伝う。

そんな介護は、自立支援に疑問が残るとのことです。

 

世話や手伝いに専門職はいらない!

 

確かにそうですね。

何のために勉強をして、何に活かすのか。

介護でお金をもらうということは、どういうことなのか。

 

私が介護職になりたての頃に抱いた、ちょっとした疑問。

そこにグサッとくる一言です。

出来ないところを手伝う介護は、現状維持が精いっぱい。

このお話にも、グサッと2回目です。

 

だって、私たちが目指していることは、可能な限りの居宅生活ですよね。

法的な位置づけも、ここにあるのです。

 

しかし介護で働く人は皆、本当に頑張っているのです。

この仕事が好きで、目の前のお年寄りをなんとかしたい!と心の底から思っているのです。

では、どこに違和感があるのかと申しますと。

向いている方向が違う!というのです。

だからこそ、リーダーや会社の方針が大事になってくるのですね。

 

よい老人ホームの選び方

 

私たちの事業所は日帰りで支援を行いますので、よいデイサービスと置き換えてお話を伺っておりました。

 

見学の際、よい事業所とよく言われるのは‥

・スタッフの対応が良い

・施設に清潔感がある

・いい匂いがする

・お花や絵が飾ってある

だいたいこんなところが挙がるそうです。

 

どれも、あった方がいいに決まっていますね。

しかし!古川先生は異論を唱えます。

何故なら、これは見学前日に取り繕えるところだからです。

 

先生のお話は続きます。

15分いれば、どんな施設か想像がつきます!

それはほとんどズレがない!と、大層な自信です。

これはキモの部分なのでぼかして引用しますが‥

 

お年寄りの反応を見る!

 

これに尽きるようです。

何施設も見学され、実践され導かれた結論は重みがありますね。

なるほど。と思う方も多いのではないでしょうか。

 

では、どうすればお年寄りの良い反応を引き出す介護ができるのか。

《科学的根拠に基づく積極的な支援を行う》

これが、自立支援介護だというのです。

 

勉強をすればするほど、科学的根拠や生理学ということの重要性に気づかされるはずです。

 

詳しい内容は、古川先生も共同執筆している「介護の生理学」という本で書かれているそうです。

回し者ではありませんので宣伝するわけではありませんが(^^;)

 

ここで、ちょっと小話。

 

私は、本をよく読む方だと思います。

入社したばかりの頃、上司からこんなことを言われたことを思い出しました。

 

「本を読みなさい。

本は、自分の知らないことを教えてくれる。

一冊の本でも、書いた人は他の本を何冊も読み、研究し、実践して書いている。

それを、自分の知識として吸収できるのはすごいことではないか。」

 

その上司は、この話を社長から教えられたと言いました。

 

それから私は、さらによく読むようになりました。

介護のこと。

教養のこと。

一般常識のこと。

もしこの内容に少しでも共感していただける方がいましたら、頭の片隅にちょこっとだけ留めておいていただけたらと思います。

 

専門職としての質の向上。

自己啓発に限る!

まだまだ勉強中の私たちです。

しかし、介護に対する思いはたぶんみなさまと同じです。

よい介護を、共に目指していけたらと思っております。


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